中国くいしんぼう辞典

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中国くいしんぼう辞典

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  • サイズ B6判/ページ数 392p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784622088271
  • NDC分類 924.7
  • Cコード C0098

出版社内容情報

中国は広い。東西南北に風土は異なり、いくつもの民族や文化が混在している。しぜん、飲食の伝統も土地によってさまざまだ。時代が流れ、人びとの身なりや住む家、街のようすはすっかり変わってしまったが、食卓に上る器の中の食べ物だけは、いまなお中国の文明に特有の痕跡をとどめている。
そんな人びとの肺腑に沁みついた味の数々を、「家で落ちついて食べる料理」「街角で気ままに楽しむ料理」「レストランで味わう精緻な料理」に分け、情感ゆたかに描き出す。味わい深い文章と香ばしいイラストで、中国でおいしいものを追い求める“吃貨”(くいしんぼう)たちの胃袋をとらえた、垂涎必至の絶品エッセイ!

内容説明

多様な風土に、さまざまな文化が混在する中国でおいしいものを追い求める“吃貨”くいしんぼうたちの胃袋をとらえた垂涎必至の絶品エッセイ!

目次

家で食べる(紅焼肉;青団;春餅 ほか)
街角で食べる(頭脳;〓巴菜;炒肝児 ほか)
飯店で食べる(〓干糸;夫妻肺片;龍井蝦仁 ほか)

著者等紹介

崔岱遠[サイタイエン]
文筆家、書籍編集者。1960年代末、北京は紫禁城のほど近くで生まれ育った生粋の「老北京」。同地における旧時の習俗や食文化に詳しく、「人民日報」「新華デイリーテレグラフ」「北京晩報」「香港商報」などにコラムを執筆し、識者としてテレビ、ラジオのグルメ番組にも出演する

李楊樺[リヨウカ]
商務印書館(北京)美術編集者。1970年代生まれ。江西省南昌の出身で、江西師範大学で美術を専攻し、商務印書館へ。『愛在心底』『孩童時代』など児童書の挿画で知られる

川浩二[カワコウジ]
文学者、翻訳家。立教大学ランゲージセンター教育講師。1976年生まれ。専門は中国近世の文学・文化(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

pohcho

41
中国のいろんな食べ物についてのエッセイ。例えば「春餅(中華風クレープ)」の項では、清の時代、立春に春餅を食べることを「咬春」(春をかじる)と呼んだこと、ラストエンペラーの幼い頃のエピソード、春餅に添える料理や食べ方と続いて、日本でも有名な春巻の話で終わり。一品につき4頁ほど。それが全部で83品。作者についてはよく知らないが、博学な方なんだろうな。歴史や文学に詳しい人と、ゆったりと中国各地をめぐりながら、美味しいもの珍しいものを食べ歩く。そんな気持ちになれるとても楽しいエッセイだった。素朴なイラストもよい。2020/01/22

サケ太

22
最高におすすめ。この一冊を読めば、中華料理の世界に誘われる。知っているものから、知らない中国の様々な絶品の数々の魅力。その一品にまつわる様々な歴史。千年以上にわたる決まり事こそ「食文化」。庶民に根づいた食べ物を文字によって記録するという事の大事さが読み進める事で確認出来る。食べる場所の大事さ、それを築いてきた時代の大事さ。自分は「滋味」を味わえているだろうか。情感たっぷりに描かれる味、食感、風味、匂い。たまらねぇ。だが、日本で食べられないものも多い。行くしかねぇのか。行くっきゃねぇ。2020/06/11

かもめ通信

17
「家で食べる」「街角で食べる」「飯店(レストラン)出たベる」と、三つに大別された料理が、1品につき4ページほどにまとめられていて、全部で83品。地域色豊かな料理の数々が、その歴史や小咄や季節の行事などともに語られている、中国発、吃貨(チーフオ・くいしんぼう)エッセイ。こんな時だけれど、こんな時だからこそ、いつか中国に食い倒れ旅に行くことを夢見て、ページをめくる。2020/04/08

ジュースの素

6
凄い本格派の本。文章もいいので読みやすい。 エ?と思うような物もあるが、中国はさすがに奥深く飽きない。真似して出来るような料理ではないが、どんな味だろうと空想する。とうもろこしは昔は位の上の人の食べ物だったんだなぁ。 痩せてる土地でも出来る作物だけど。手元に置いて時々眺めたい素晴らしい本。2020/09/23

サカナ

3
読了した、というのは嘘なのですが…笑 図書館本でしたが、お気に入りの本棚に置きたい一冊です。中国における多種多様なお料理の紹介本で、その料理の表現が食欲をそそるのはもちろんですが…何よりその料理にまつわるエピソード。これぞ中国。古典、詩人や皇帝が詠んだ詩、文人の文章からの引用の多いこと。もちろん、色んな時代の! これは中国の地図広げて付箋つけながら子どもとオリジナルマップを作りたいですね。先に読了された皆さんがチビチビ読んだ理由が分かります。 時間がないので、続きはまた今度…2024/02/15

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