目次
序章 今大きな転換点に差しかかっている日本の海外事業
第1章 イタリアのNo.1中堅企業と評価されるまでに二十五年かけて東レが育て上げる―オープン・アーキテクチャー化に成功した先駆的事例
第2章 発展途上国で会社経営に当たる―凄まじい階級格差と相互不信の壁にぶつかるが、何とか会社の中に共通の場を作り出し、中米を代表する優良企業に我々が育て上げる
第3章 発展途上国における会社整理の三つの事例
第4章 私を精神的に支えてくれたもの
第5章 日本の海外事業―今まで歩んできた道と将来への展望
著者等紹介
小林元[コバヤシハジメ]
1938年群馬県前橋市に生まれる。1962年慶應義塾大学経済学部卒。同年東レ株式会社に入社。その後40年間にわたって海外事業一筋に勤務。その間、担当した事業はヨーロッパ、アフリカ、中南米地域で十指に及ぶ。イタリアでは、アルカンターラ社のマネージメントに13年間従事。同社は、1999年にイタリアNo.1の中堅企業として、現地経営誌に評価されるまでに至る。同時に「イタリア日本人商工会議所」の副会頭も務める。2004年には、イタリア文化会館より「マルコポーロ賞」、2006年にはイタリア政府より「コメンダトーレ(連帯の星騎士勲章)」を授与される。明治大学特別招聘教授、文京学院大学客員教授、東レ経営研究所特別研究員、日伊協会理事を経て、現在は小林国際事務所代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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