目次
序章 “ありがとう”の哲学―その原意と深意
第1章 刺し言葉―悲しみと共に生きていく
第2章 両刃の言葉、言葉の諸刃
第3章 勇気が出る言葉―熱心に勝る良師なし
第4章 心あたたまる言葉―若者の説教
終章 聞くから聴くへ
著者等紹介
森隆夫[モリタカオ]
東京大学卒。フランクフルト大学留学(DAAD、フムボルト財団)、国立教育研究所を経てお茶の水女子大学教授、附属小学校長(併任)、文教育学部長、大学院人間文化研究科長等を歴任。中央教育審議会委員等を務めた。現在、お茶の水女子大学名誉教授
工藤秀幸[クドウヒデユキ]
九州大学卒。日本経済新聞社編集委員を経て拓殖大学教授、麗澤大学教授。現在、麗澤大学名誉教授。商学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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riviere(りびえーる)
5
「ことば」は言霊だと再認識した本。「心あたたまる言葉・傷つける言葉」をテーマに一般公募したエッセーの入選作品集です。贈呈本で、期待しないで読んだのですがなかなか良。いじめにあったつらい過去を振り返り思い出す傷つけられた言葉、部下を厳しく叱責してきた企業人が若い人に励まされて反省した熱いひとこと、逆境の多い人生に自分を奮い立たせてくれた周囲の人々からのひとこと、一般人ならではの臨場感がありました。2014/04/10
matsu2015
0
エッセーに出して参加賞にいただいた本。当時は東日本大震災があったので、その話が多かった。想いを言葉で表現しきるのは難しい。そして言葉を選ばないと、相手を傷つけることがある。入選するには、実体験も、想いも深いところまでいかなきゃな。小学校の時にあった道徳の授業を受けている感じでした。2017/03/15