草花の匂ふ国家

草花の匂ふ国家

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  • サイズ B6判/ページ数 249p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784163552002
  • NDC分類 210.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

明治元年、極東のこの国には、アジアの草花の匂いがした──強いアウラを放つ西郷隆盛を主軸に描かれる、近代国家の揺籃期の姿

内容説明

揺籃期の明治日本。日本人は何を守り、何を捨てたのか?維新革命の精神を一身に体現する西郷隆盛を主軸に描く。

目次

1 明治元年
2 太政官
3 廃藩置県
4 西郷上京す
5 岩倉全権使節団
6 留守政府
7 征韓論
8 鶏林城畔涼を逐うて行く
9 破裂
10 西郷参議を辞す
11 薩南の地に雌伏す
12 我が事やむ
13 玉砕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

tochork

2
明治創生期の参議たちの人間ドラマ。西郷隆盛を主人公と見立てて書いている訳が最初は分からなかったが、いいや、著者の意思が伝わった。大きいなあ。人間一人分の度量がかくも大きくなるとは。自分を恥じた。 しかし、ここの歴史を眺めてもうひとつ思うはかなさは、大久保利通の無力感だ。主義や主張、そして利害は人をにぶらせるなあ。。。2010/12/25

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