高齢ドライバーに饅頭ひとつ

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高齢ドライバーに饅頭ひとつ

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  • サイズ 46判/ページ数 160p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784160090460
  • NDC分類 493.12
  • Cコード C0095

出版社内容情報

著者は糖尿病を専門とする内科医ですが、その知見・経験から、頻発する高齢ドライバーの事故に対し、ひとつの予防策を提案します。すなわち「運転前に饅頭をひとつ食べる」という策です。突飛な提案のように受け取る人もいるかもしれませんが、医学者たる著者には確信があります。それは、低血糖が高齢ドライバーの一時的な認知障害をもたらしている可能性がある、という確信です。著者は言います。現在、国では高齢ドライバーによる事故を防止するために、免許証の再交付時に認知症検査を義務付けているが、実際に事故を引き起こした高齢者は、かならずしもすべてが認知症患者ではないのではないか、多くは一時的な認知機能障害だったのではないか。実は高齢者は、肝臓等の老化から肝機能が低下し低血糖を起こしやすく、そうして低血糖を引き起こすと、一時的な失見当識の状態になる。この状態で車の運転をしていると、とっさの判断は不可能で、重大事故を引き起こしやすい。これを防ぐには、小腹がすきそうだと思ったら、事前に饅頭をひとつ食べればよい。饅頭ひとつで低血糖はたちどころに改善できるのだ、と。著者はこの確信から、各種のデータを収集・研究するだけでなく、自らを治験者とする実験も行ない、さまざまな機会をとらえて広報活動も行なってきました。しかし、個人の努力には限界があります。この策の正しさを科学的に立証するには、より多くのデータが必要です。それには、国が本気になって疫学的調査をしてくれなければなりません。著者が本書を著したのは、そのために一石を投じたい、という思いからなのです。本書の後半は、著者自身が高齢者の生きがい・健康法を追究した足跡ですが、あくまで主眼は前半の低血糖問題。論議を引き起こすこと必至の一冊です。