内容説明
国家公務員・地方公務員・教員・消防職員・警察官等の公務員をめぐる労働問題の法的対応を解説！適用法律から人事、処分と救済、勤務条件と措置要求、服務、公務災害等論点を網羅！令和３年地方公務員法・国家公務員法改正、令和６年地方自治法改正等の最新法令に対応！パワハラ・セクハラ、公務災害など、公務員ならではの視点に留意したうえで、民間企業との異同を意識しつつ解説！
目次
第１章 序論
第２章 公務員の種類
第３章 公務員の人事（１）―勤務関係の成立・異動・終了
第４章 公務員の人事（２）―分限・懲戒
第５章 処分の手続と救済方法
第６章 公務員の勤務条件と措置要求
第７章 公務員の義務と責任
第８章 公務職場のハラスメント
第９章 公務員の災害補償
第１０章 非正規公務員
第１１章 公務員の派遣・人事交流
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
中将(予備役)
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東京弁護士会の研究部会が執筆した公務員法制度の労働法的側面からの概説書。あとがきにもあるように、類書の少ない意欲作。最近の判例や法改正を反映し、論点が網羅されていて、行政組織法的(統治機構的)側面に関心のある私としても勉強になった。読者として想定される弁護士にとっては、公務員特有の争い方も検討されていて実践的だろう。判定の具体例や書式例も豊富。2024/10/31
