内容説明
さんびきのこねずみたちがおひるねからめをさますと、めのまえにおおきなねこ。「ちゅーちゅー」びっくりしたさんびきがひめいをあげると、ねこは…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
つくよみ
54
図書館本:野原で楽しそうに遊ぶ、3匹の子ねずみ達。あまり「ちゅーちゅー」言っていると猫が来るぞと脅かされて、静かに昼寝をすることに。そして、目を覚ましたときに目の前にいたのは・・・?万事休す。大きな猫の前で絶体絶命の3匹だったが、幸いなことに、相手もねずみがどういう生き物か知らない様子。なんとか詭弁でその場を乗り切ったものの、猫に気に入られ、一緒に果物狩りに行くことに。そのうちに楽しくなってきた3匹。だが、木から落ちそうになった子ねずみを護って倒れた猫を目の前に、3匹が取った行動は?胸が温かくなる作品。2013/11/27
Natsuki
53
ねずみのことを何も知らないねこと出会った3匹の子ねずみたち。(おじさんなのに、ねずみを見たことがないなんて・・・というツッコミはさておき) 賢い子ねずみたちがねこを手玉に取る様子をニンマリしながら見ていたら、思いがけずラストでホッコリジンワリさせてもらいました(*´ω`*) ねずみを知らないねこと3匹の子ねずみたちにしか分からない秘密の言葉「ちゅーちゅー」♪2015/08/15
テルテル
44
世の中、見た目で判断するのではなく、対話する中で、その人の良さを知ることが必要なのだというメッセージを感じる。私のお気に入りの絵本『おおきなあな』と共感。誰もが第一印象で、その人の人格まで憶測で決めつけるようなことはないだろうか。決めつけることから『いじめ』も発生してくる。どうすれば憶測という『あな』は埋まるのか。大切なことは、実際にあって対話することだろう。対話の中から真実は見える。子どもたちに決めつけずに対話することの大切さを伝えている一冊。2015/06/08
かおりんご
42
絵本。読み聞かせ用に借りる。「ちゅーちゅー」が、「大好きだよ」って、ねずみくんたちはよく考えたな。ちょっぴりおまぬけなねこさんと、ねずみくんたちの関わりが楽しい。2015/11/03
かおりんご
33
読み聞かせ(204)「おまえうまそうだな」のあとに読んだので、「似てる!」と盛り上がってきいていた。ほんわかした気持ちになったようだ。2015/11/10