内容説明
乳幼児の「こころ」の育ち。その不思議と面白さを知れば―もっと子どもと関わりたくなる!もっと保育がたのしく・豊かになる!発達心理学の基本的な知識と、それにもとづく保育のポイントをぎゅっ!と凝縮しました。
目次
1 子どもの「こころ」の育ち―発達心理学の知見から(赤ちゃんのふしぎ―最新の赤ちゃん学の視点から;愛着形成と発達;心を知ること―心の理論の発達;「わたし」の発達;感情と感情制御―非認知スキルの発達;保育者が理解することの大切さ―ASDの発達特性;読み書きや数の理解と発達支援―LDの発達特性)
2 「こころ」の発達に応じた保育者の関わり(乳児;一歳以上三歳未満児;三歳以上児)
3 子どもとともに伸びる保育者(保育の現場から1「走りオリンピック」―生み出される遊びの中で子どもの姿を線でとらえる;保育の現場から2「おやつをもってピクニックに行きたい!」―子どもたちの「やりたい」気持ちから園の外へ;保育の現場から3「アゲハチョウの幼虫と謎の虫」―大人が興味を持つことで、子どもの心も動いていく;保育者に知ってほしいこと1「印象」の落とし穴;保育者に知ってほしいこと2 保護者を支えるということ;保育者に知ってほしいこと3 インクルーシブ保育;保育者に知ってほしいこと4 子どもの発達をとらえ、保育者の関わり方をよくしていくには)
著者等紹介
佐久間路子[サクマミチコ]
白梅学園大学子ども学部発達臨床学科教授。2003年お茶の水女子大学大学院人間文化研究科修了。博士(人文科学)。白梅学園短期大学心理学科、保育科を経て現職。専門は発達心理学、特に自己概念の発達(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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