内容説明
本書は、「家庭でもできる精進料理」というコンセプトに、京野菜・イタリア料理というフィルターを通すことによって、それぞれに新たな一面をひらくレシピ集。
目次
京野菜の春―京たけのこ、うど（京うど）、花菜、わらび、小豆（うどんのカルパッチョ―ケッカソース；わらびのアーリオ・オーリオ ほか）
京野菜の夏―賀茂なす、鹿ケ谷かぼちゃ、紫ずきん、万願寺とうがらし、伏見うがらし、トマト（夏野菜たくさんの自家製ピクルス；おいしいトマトとおぼろ豆腐のカプレーゼ ほか）
京野菜の秋―松茸、京たんご梨、丹波くり、京山科なす、やまのいも（秋なすのカルパッチョ仕立て；里芋のオーブン焼き―セージ風味 ほか）
京野菜の冬―九条ねぎ、堀川ごぼう、聖護院かぶら、黒大豆、みず菜、壬生菜、くわい、聖護院だいこん、金時にんじん、えびいも（あったか京野菜たっぷりのミネストローネ―白味噌風味；くわいの冷製―ローマスタイル ほか）
本願寺と精進料理～「お斎」
イタリアン精進版「お斎」
本願寺という京都
著者等紹介
笹島保弘［ササジマヤスヒロ］
「イル・ギオットーネ」オーナーシェフ。１９６４年生まれ。高校卒業後、関西のイタリア料理店数軒で修業。２００２年１２月、「イル・ギオットーネ」を開店。京野菜をふんだんに使った京都ならではのイタリアンで、人気を博している。現在、関西イタリア料理会理事、京都イタリア料理研究会代表
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ochatomo
3
充実したレシピ 1月10～15日ご正忌報恩講のお斎についても掲載 2003刊2015/11/28
葉
1
本願寺出版社のイタリアン精進レシピで少し矛盾に思った自分は無知なだけだろうか。菜の花と梅干しのスパゲティが1番美味しそうに感じた。京野菜の夏として賀茂茄子や万願寺唐辛子などがある。カルパッチョが多かったような気がする。レシピに関しては簡単に書かれている分、自分には逆に難しく感じるものとなった。2014/09/28
すらすら
1
精進料理の概念を変えてくれた一冊。作ってみるとどれも美味しい。４９日までの間に精進料理を毎日作るのですが、楽しんでチャレンジしています。こういう機会を与えて下さった亡くなった義父に感謝です。2011/11/18
yonet35
1
精進なだけあって、ソースやドレッシングがシンプルなのに斬新なレシピが載っていて、とても参考になった。2010/03/07
