目次
自治体はさまざま、財政調整は不可欠
財政需要をどのように見積もるか
地方交付税における需要算定の考え方
地方交付税における収入算定の考え方
国の財政と地方財政計画
地方財政計画の歳出の内容
地方交付税の総額と財源不足の手当て
地方財政計画と地方交付税の関係
近年の地方財政計画の動向
地方交付税の決定過程と算定の見直し
自治体間の財源格差とその是正
自治体がデフォルトしない理由
地方財源の総額確保にかわる論点
地方財政へのよくある誤解
地方財政制度の7つのポイント
著者等紹介
小西砂千夫[コニシサチオ]
関西学院大学大学院経済学研究科・人間福祉学部教授。昭和35年大阪市の生まれ、関西学院大学経済学部卒業、博士(経済学)。専門は財政学。主な公職に、総務省「今後の新地方公会計の推進に関する研究会」「定住自立圏構想検討委員会」構成員など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
sk
2
地方財政についてコンパクトに。初心者には少し難しい。2020/04/28
Mine
2
辞書的に使用していたが連休中に改めて読了。地方財政の入門書でなく、内容は詳細かつアカデミックで多少難解。地財計画について詳しく書かれており市販の本にはあまりない分類かと思います。2014/05/05
けん@ベース弾き
0
地方財政の入門書。ただし、学問としての財政学というよりは、現実の地方公共団体の財政運営や、総務省による地方財政の安定化など、実務面に重きを置かれた入門書です。 地方自治体の財政実務担当者は、この本に書いてあるくらいのことを理解してないといけないんでしょうが…現実の自治体の財政担当者って、なかなか理論を勉強せず、いつもパワープレイで仕事をするんですよね。ふう…。