内容説明
日本のような、領土をめぐる問題及び係争において不利な立場にある国は稀である。我が国が抱える、各領土をめぐる問題と係争の経緯、相手国の主張の当否などを振り返り、そこから導かれる共通的な教訓を明らかにして、リアリズムの観点から、今後の我が国としての対応、特に領域を守るために国、自治体等がなすべきことを考察する。
目次
第1章 領域主権の国際法的根拠
第2章 尖閣諸島
第3章 竹島
第4章 北方領土
第5章 教訓と今後の対応
第6章 領域を守るために国、自治体等がなすべきこと
著者等紹介
矢野義昭[ヤノヨシアキ]
昭和25年大阪生。昭和47年京大工学部機械工学科卒。同文学部中国哲学史科に学士入学、昭和49年卒。同年陸上自衛隊久留米幹部候補生学校に入校。美幌第6普通科連隊長兼美幌駐屯地司令、第一師団副師団長兼練馬駐屯地司令などを歴任。平成18年小平学校副校長をもって退官(陸将補)。拓殖大学大学院国際協力学研究科博士後期課程(安全保障)修了。防衛法学会会員。核抑止論、対テロ、情報戦などについて研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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