内容説明
究極の美とひきかえにすべてを犠牲にする絵師のおそるべき執念を、絢爛たる表現で描く『地獄変』。一転、『奉教人の死』では無私の愛の美しさを訥々と語ります。コミカルなタッチの『煙草と悪魔』も併録。
著者等紹介
小田切進[オダギリススム]
1924~1992年。文芸評論家。立教大学名誉教授。元・財団法人日本近代文学館理事長。元・県立神奈川近代文学館館長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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