内容説明
安全で安心な暮らしを守るために、私たちができることは?防犯活動にとどまらない本当に大切なこととは?さまざまな「現場」で実践している最新の取組みを一挙公開。
目次
序章 犯罪に強い街をどうつくるか―機会論と地域安全マップ
第1章 自治体の現場から(首都東京の治安対策―「連携し、総合する」ことの重要性;子どもの安全な環境づくり緊急プロジェクト事業 ほか)
第2章 学校の現場から(大阪教育大学教育学部附属池田小学校児童殺傷事件の教訓;学校における危機管理―不審者侵入への対応 ほか)
第3章 警察・司法の現場から(犯罪分析の重要性と犯罪情報の正しい扱い方―GISを利用した犯罪地図でわかること;少年司法の役割と限界―神戸連続児童殺傷事件から学ぶこと ほか)
第4章 企業・NPO・ボランティアの現場から(子どもの危険回避能力をパワーアップ―わが子を被害者にも加害者にもしないために;企業市民として地域に貢献―「あんしん教室」で伝える命の大切さ ほか)
著者等紹介
小宮信夫[コミヤノブオ]
立正大学文学部社会学科教授(社会学博士)。中央大学法学部法律学科卒業。ケンブリッジ大学大学院犯罪学研究科修了。法務省、国連アジア極東犯罪防止研修所、法務総合研究所などを経て現職。専攻は犯罪社会学。地域安全マップの開発者として全国各地で技術指導に従事。現在、東京都/治安対策専門家会議委員、東京都/地域安全マップ専科総合アドバイザー、青森県/防犯環境設計アドバイザー、広島県/子どもの安全な環境づくりアドバイザー、岡山県/犯罪のない安全・安心岡山県づくり検討委員会顧問、神奈川県市町村振興協会/海外調査研究コーディネーター、大阪府市町村振興協会/住民生活における安全・安心政策研究会指導助言者、渋谷区/防犯リーダー実践塾塾長、新宿区/防災・防犯リーダー実践塾塾長、文部科学省/防犯教育及び学校の安全管理に関する調査研究協力者など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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