内容説明
起きてはいけない事故が万が一起こってしまったときの対応手順を時系列で解説。実際に起こった流出事故をさまざまな観点から検証。
目次
第1部 個人情報流出事故対応マニュアル(情報流出の発見;流出情報の調査と回収;本人への通知、主務大臣への報告、外部公表と企業内体制整備 ほか)
第2部 ケース・スタディ・個人情報流出事故事例集(警察への個人情報提供と情報流出による損害額―早稲田大学江沢民主席講演会名簿提出事件;地方自治体から大規模な個人情報が流出した事件―宇治市個人情報流出事件;センシティブ情報が流出した事件―捜査情報流出事件 ほか)
巻末資料(「個人情報流出事故に関する事業者調査結果―急がれる個人情報管理体制の強化―」(独立行政法人国民生活センター)
個人情報の保護に関する法律
個人情報の保護に関する法律施行令 ほか)
著者等紹介
中島信一郎[ナカジマシンイチロウ]
弁護士。1956年鹿児島県生まれ。鹿児島県立喜界高等学校卒業。1979年琉球大学法文学部法政学科卒業。1990年弁護士登録。現在、下谷・中島法律事務所パートナー弁護士。日本郵政公社関東支社等において情報公開及び個人情報保護に関する研修会を行った
青木耕一[アオキコウイチ]
弁護士。1975年東京都生まれ。神奈川県立希望ヶ丘高校卒業。2000年東京大学法学部卒業。2003年弁護士登録(東京弁護士会所属)。同年小川綜合法律事務所入所。現在、下谷・中島法律事務所パートナー弁護士。中小企業向けの企業法務を中心に、不動産から家事相続及び倒産事件まで幅広い案件に携わる。企業経営から発生するトラブルを防止することと、トラブルが発生した後の適切な事後対応についてアドバイスを進めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。