内容説明
限られた財政資源の中で、「住民に仕える有能な職員集団」をいかに作り出していくのか、従来のタイプの人事システムをどのように変えていけばそれが可能なのか。本書は今、自治体の最重要課題となっている人事システム改革について考察する。
目次
序章 変化の時代自治体人事行政はどうなる?―自治体人事行政の課題
第1章 自治体人事行政を変容させる3つの流れ
第2章 人材育成は入り口から―採用試験の実態と課題
第3章 ひとを育てる制度の構築―現役職員と人材育成
第4章 自学を促す人事評価制度
第5章 自学を促す研修諸制度
著者等紹介
稲継裕昭[イナツグヒロアキ]
1958年、大阪府高槻市生まれ。京都大学法学部卒業後、大阪市役所に勤務。1996年大阪市退職、姫路獨協大学助教授(1998年‐99年、ロンドン大学LSE客員研究員)。2000年大阪市立大学法学部助教授、2001年同教授。2005年‐06年同法学研究科長・法学部長。京都大学博士(法学)。総務省第18次公務能率研究部会委員、総務省人材育成等アドバイザー、人事院地域に勤務する公務員の給与に関する研究会委員、人事院給与構造の見直しに関する有識者懇談会委員などを務める。自治体の審議会委員多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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