出版社内容情報
古代エジプト文明の象徴であるピラミッドには、まだ発見されていない秘密の地下室が存在するという。アラブの伝説をもとに、太陽系の惑星対応という大胆な視点から、ピラミッド建設の謎を解き明かすとともに、真の建設者の正体に迫る。
内容説明
スフィンクスの正面から丘の上の3大ピラミッドの幾何学的な姿を眺めるとき、不思議なことだが、遙か古代の遺跡のはずなのに、何か未来の建造物の名残を見るような気がしてくることがある。どこか宇宙的な感覚が存在し、と同時に、奇妙な深刻さが同居している。ピラミッドはおそらく、人類の文明の長い歴史にわたって、何かの秘密を護り、隠し通してきたのだ。本書では、通常の書籍ではあまり語られることのないピラミッドのそんな魅力に、可能な限り迫っていくつもりだ。多くの概説書やテレビの番組で伝えられるようなピラミッドの姿ではなく、もっと別の一面―エジプト学の専門書が扱わない領域―にいやおうなく目を向けることになるだろう。
目次
未知なる地下神殿の伝説
予言のピラミッド
ピラミッドは惑星を表している
ピラミッドの二重構造の謎
彩られたピラミッド
ピラミッド観を転換せよ
スネフェルのピラミッドの謎を解く
証拠はどこにもない
偽ピラミッドと階段ピラミッド
アラブの伝説にひそむ真実
クフ王の謎
くつがえるエジプト学
究極のミステリー
著者等紹介
倉橋日出夫[クラハシヒデオ]
1954年、京都府に生まれる。早稲田大学法学部卒業。作家、考古学ジャーナリスト。ピラミッドについての独自の研究のほか、世界の古代文明や日本の古代史の分野で幅広い執筆を手がける。シュメールの楔形文字など古代文字にも造詣が深い
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感想・レビュー
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