内容説明
第1章において、まず、公共的事業そのものに焦点を絞り検討する。第2章において、公共的事業を担当する主な事業主体すべてを取り上げる。第3章において、第三セクターとPFIの両者に焦点を当て、それぞれの本質と機能を分析、検討する。その結果から、公共的事業における両者の役割分担のあり方を把握する。
目次
第1章 公共的事業の種類と事業採択(公共的事業の概念と種類;公共的事業の事業採択方法)
第2章 事業主体の選定と事業実行スキーム(VFM(Value For Money)の実行方法
各事業主体の機能と適合する事業 ほか)
第3章 第三セクターとPFIの機能と役割分担(民活手法の分析;第三セクターの分析 ほか)
第4章 第三セクターの収支・財務状況と評価方法(第三セクターの収支・財務状況;第三セクターの評価)
著者等紹介
宮木康夫[ミヤキヤスオ]
昭和8(1933)年東京生まれ。慶応義塾大学経済学部を卒業後、31(1956)年日本開発銀行(現日本政策投資銀行)入行。同行営業第一部、業務企画部、金沢支店、営業第二部等に勤務、中央資料室長を経て、58(1983)年4月横浜新都市交通(株)(第三セクター)常務取締役就任、現在に至る。総務省、国土交通省、横浜市などの各種委員会・研究会委員、自治大学校、国土交通大学校、千葉経済大学、横浜市立大学各講師
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