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内容説明
本書では、まず、慰謝料が問題となる14分野をとりあげ、各分野における判例を収集し、これを分析・検討した。その結果、生命・身体への侵害にともなう慰謝料について、安易に交通事故の「赤い本」を基準とすることなく、具体的事案に即した適正な慰謝料が算定されるべきであること、人格権侵害等の場合の慰謝料を適正な額に増額すること、財産的損害が補填されれば特段の事情がない限り慰謝料請求は認められないとする考え方は改められるべきであること、等の結論に達し、これらの提言をした。
目次
総論
男女関係
名誉毀損・プライバシー侵害
医療事故
相隣関係・公害
労働関係
交通事故
自動車以外の交通事故―鉄道・船舶・航空機
工作物・営造物
特別権力関係
金融・証券・先物取引等
消費者取引
学校問題
刑事問題
その他