内容説明
本書は、中規模の賃貸用事務所として新築された鉄骨造り陸屋根4階建て建物をモデルにして、固定資産評価基準に定められている各部分別の内容や補正の方法について図表を用いて具体的に説明し、実際の工事見積書を用いて評価上必要とされる使用資材ごとの数量を拾いだす方法を詳細に示した。そして、これら数量に基づいて、どのような方法で各部分別に評点を付設していくかを分かりやすく説明した。
目次
第1章 固定資産評価基準について(評価の仕組み;建築設備)
第2章 工事見積書を利用した評価(評価事務の流れ;工事見積書の分析と積算作業)
第3章 モデル家屋の評点付設(主体構造部の評点付設;「部分別」主体構造部の再建築費評点数 ほか)
第4章 モデル家屋の評価額(モデル家屋の評点1点当たりの価額;モデル家屋の評価額)