目次
第1章 フローレンスの望み
第2章 クリミア戦争
第3章 ナイチンゲール学校
第4章 健康と幸せのために
第5章 晩年
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まぁいっか
11
自ら看護師として働き,看護師を育て,看護の世界を広げた人。きちんとノートをとり,記録し,データに基づいて実践を行う一人の研究者でもある。そして出版した論文の数はおびただしい数。茶目っ気はあるけれど凛としていて,物静かで,それでいて厳しい。ナイチンゲールのような生き方をしたい。この人を目標にしたい。歴史上の人物で数少ない尊敬できる人物である。2015/01/19
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
1
26年度5年生ブックトーク授業2014/07/14
risu
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クリミアの天使、戦火の中で献身的な看護を行った女性。看護師さんのイメージだけでしたが、上流家系に生まれ華やかな社交界と縁を切って看護の道に進んだことや、クリミア戦争でチフスに罹ってからは看護師としては働けなかったこと、死ぬまで貧しい人や戦下の負傷者の看護の改善を発信し続けた人だったことは知らなかった。看護師というよりも保健の政治家のよう。赤十字の話が出て来なかった…。2020/08/24
愛希穂
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鉄のように強固な意志を持っているけれども、表面は穏やかな女性であったというナイチンゲール。あのような上流階級に生まれ育ったけれども、自分が本当にしたいこと、するべきことは「病気で苦しんでいる人の看病をすること」と、その一生を捧げました。あのような決してぶれることのない意志、そして、困難にも敢然と立ち向かっていく姿に、感動しました。2011/06/16