出版社内容情報
石 弘之[イシ ヒロユキ]
著・文・その他
内容説明
地球に住むリスク、その一つが火山噴火だ。地震を誘発し、さまざまな被害をもたらし、都市機能をまひさせる。なかでも深刻なのが長期の寒冷化だ。細かい噴出物が中空を漂い、太陽光を遮ることで起こる。その影響は多大で、文明が滅びるなど、歴史を大きく変えてきた。長年、地球環境問題に取り組んできた著者が、火山と人類の格闘をたどる。
目次
第1章 富士山は噴火するのか(火山噴火の集中期;地球は火山でつくられた)
第2章 「火山の冬」と気候変動(「火山の冬」の原因は;535年の歴史ミステリー ほか)
第3章 文明を崩壊させたカルデラ噴火(巨大カルデラの島;文明を崩壊させた火山噴火 ほか)
第4章 悪夢の時限爆弾―破局噴火(破局噴火とは;20世紀の火山災害と未来の危険 ほか)
著者等紹介
石弘之[イシヒロユキ]
1940年、東京都生まれ。東京大学卒業後、朝日新聞社に入社。ニューヨーク特派員、編集委員などを経て退社。国連環境計画(UNEP)上級顧問(ナイロビ、バンコク)、東京大学大学院・北海道大学大学院教授、北京大学招聘教授などを歴任。この間、ザンビア特命全権大使、国際協力機構(JICA)参与、東中欧環境センター理事(ブタペスト)などを兼務。世界約135ヵ国で調査・研究活動を行う。英ロイヤルソサエティ(RSA)会員。国連ボーマ賞、国連グローバル500賞、毎日出版文化賞などを受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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