内容説明
社会の全員が受け入れたテレビがはじまって30数年。その映像や、またマンガなどの“見る”“感ずる”メディアの「情報」のおかげで、いわゆる「新人類」といわれる世代をはじめ、人々の、ものの見方や、考え方が変わってきた。そこで「情報主権者」という新しい概念のモノサシで、第2次大戦以降のわが国の情報環境の変化と問題点を点検してみようと試みたのが、この本である。
目次
第1章 情報化社会と私たちの権利
第2章 情報化社会の進展(「知る権利」「知らせる権利」への自覚;大きいマスコミの役割)
第3章 「知られない権利」侵す相互監視社会(「寄ってたかって」報道;マスコミ裁判)
第4章 作られ、与えられる情報(強まる画一化;ジャーナリズムの活性化を)
第5章 情報主権確立への手段(道具としてのニュー・メディア;情報公開制度を;個人情報保護制度も)
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- 和書
- 列島縦断574万歩