内容説明
転校生の大智は、新しいクラスの仲間に話しかける勇気がなく、いつもひとりぼっち。休み時間を学校の図書館ですごしていたところ、本だなの背とかべの間から、古い学級新聞を見つける。新聞にふれたとたん、バチッと青白い光が舞ったように見えたと思ったら、とつぜん目の前に、男の子のゆうれいが現れた。なんだかとってもやさしそう…。もしかすると、この子となら友だちになれるかも?ちょっぴりこわくて、心があったかくなるストーリー。
著者等紹介
草野あきこ[クサノアキコ]
福岡女子短期大学卒業。第32回福島正実記念SF童話賞大賞受賞。『おばけ道、ただいま工事中!?』(岩崎書店)で、第49回日本児童文学者協会新人賞を受賞。『魔女ののろいアメ』(PHP研究所)が、第65回青少年読書感想文全国コンクール課題図書・低学年の部に選定
山田花菜[ヤマダカナ]
イラストレーター。日本児童教育専門学校絵本創作科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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だけど松本
4
よかった、面白かった。子供といっしょに読みたいが、大人でもちょっとゾクゾクする程度には怖さもあると思うので。どうかな。2023/03/23
いちやなぎ
3
図書館の幽霊、マサキくん。病気を患い入院生活を余儀なくされたマサキくんは、かつてこの学校で学級新聞の怪談コーナーを執筆していた。亡くなったあと幽霊となり、気付いたら図書館に留まり成仏できずにいた。大智とその友達、先生を巻き込みながら迎える結末は…?? ただ主人公が幽霊と仲良くなって成仏する話かなーと思っていたが、途中で怖さがレベルアップするあたりにほう!と感心。子供にもピリッとヒヤッとスパイスで夏の読書にいいんじゃない?2022/08/15
no666kkk
2
子供向けの本だけど中々に重いというか、ドロドロというか。2021/08/24
白い雲。。
1
子どもたちには充分怖いかな。孤立感は人を悪い方に導くね。うまくまとめてホッとしました。2024/07/16
のん@漫画大好き
0
(未読)2021/11/14