内容説明
なかよし4にんぐみがピクニックをしていると、おべんとうからすこしずついろがなくなっていきます。ふしぎにおもってあたりをみてみると、いえやのりもののいろもどんどんなくなっていき、まちはだいこんらん!いったいどうなってるの?
著者等紹介
中垣ゆたか[ナカガキユタカ]
1977年北九州市小倉生まれ。帝京大学経済学部卒業。2005年よりフリーのイラストレーターとして活動。絵本多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ベーグルグル (感想、本登録のみ)
43
カラフルなある町から、少しずつ色がなくなってしまう。それは色泥棒の仕業であった。町中、いや、世の中から色がなくなるのは大変。同色だけでも目がチカチカするし。暮らしには色があってこそ、感情にも影響するんだと感じた。実際に色を混ぜたら〇色になるという楽しみも味わえる。2021/10/09
ほんわか・かめ
21
街から色が無くなったら?違う色になっちゃったら? 絵探しや色遊びも楽しめる。いろどろぼうが街に色をぶちまけたりしちゃうから、スプラ○ゥーン好きにもいいかもね(^^)〈2021/金の星社〉2022/01/29
おはなし会 芽ぶっく
12
色鮮やかな町からどんどん」色が無くなっていくのは、」色泥棒の仕業。ストーリーだけじゃなくて、絵探しも楽しめる絵本。赤・黄・青の色が消えていくのだけれど、「じゃあ緑とかもなくなるんじゃない?」という大人な考えは置いておかないと楽しめない(笑)ぞうくんのオチにクスッとなったけれど、この先戻れるのかな?と心配。2021/10/18
さくら@絵本記録
11
【5歳0ヶ月】一人読み。色を取られる前と取られた後のコントラストがなんとも美しい。朝ごはんの後『ママ、パジャマが白くなってるよ!』と言われなんかこぼした!?と慌てて見たら『いろどろぼうが来たのかもね!』とニヤリ。そういうことかー!うまく返せず残念。娘が読んだ本は内容見ておかないと、こういう咄嗟のごっこ遊びにのれませんね。2022/05/07
spatz
7
とても懐かしい感じのする登場人物?たちの造形。なぜだろう、昭和生まれの心に響く。そして、色が減ってゆく、という流れの斬新さ。それぞれの心が、一人一人違う思いが、パレットのよう。混ぜたらどんなことがおきるか。おとなになると、実際に色を混ぜ合わせてみることはなかなかないことにも気付かされた2021/06/01