内容説明
あなたがいてくれてほんとうによかった。これまで過ごしてきた日々、これから一緒に過ごす未来、その全てが宝物―。
著者等紹介
クラーク,ジュリー・アイグナー[クラーク,ジュリーアイグナー][Clark,Julie Aigner]
作家であり、教師であり、母。乳がんを二度克服した経験をもつ。ベイビー・アインシュタイン・カンパニーの創設者として著名。現在はコロラド州で家族と暮らしている
クリスティ,ジャナ[クリスティ,ジャナ][Christy,Jana]
絵本作家。夫とふたりの息子とともに、マサチューセッツ州にくらす
なかがわちひろ[ナカガワチヒロ]
翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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たまきら
14
読み友さんから。作家さんが私の母と全く同じです。乳がん2回、娘二人。布団から出ることもできず、手術後のリハビリに苦しむ母の姿を思い出し、娘に読みながら私が涙ぐんでしまいました。母は懸命に戦い、いま人生を楽しんでいますが、子供の時少しでもこういう話ができたらよかったな…と胸がちくっとしました。2016/01/22
遠い日
10
がんの告知は、本人はもちろんショックだが、それを家族に告げるのも勇気がいる。わたしも自分のがんを知ってすぐに(夫とともに人間ドックの受診中に)とにかく夫に告げねばならない状況に陥って、何がなんだかわからぬままにそれを伝えた。聞いた夫の顔色と表情がとんでもないようすになっていくのを見て初めてたいへんなことになったと感じた。子どもたちに伝えるのは、もうひとつ怖かった。自分の当時のそんなことどもを思い出し、胸が締めつけられた。2017/01/08
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
7
作者自身の体験からうまれた絵本。病気になったママは言います。「悲しいことだけれど、うつる病気ではないから、今までどおり抱きしめることができる」ガンの告知は本人もそれ以上に子どもにショックを与える。抱きしめることは何よりの元気を与えてくれる。2023/03/07
刹那
7
癌と戦うおかあさん。こどもがいちばんのお薬です。頑張れおかあさん。2012/03/25
退院した雨巫女。
7
《書店》癌になってしまったママが、子供のために闘病することを決意。頑張ってほしい。2012/01/29