内容説明
おおけがをしてサルたちにたすけられたオオカミのハヤト。ハヤトのともだちは、りょうしんがのこしてくれた2つのたけぶえだけ。ハヤトはサルのももこにはげまされ、むらのサルたちとなかよくなろうとしますがうけいれられません。「やっぱりなかまになんてなれやしないんだ…」。むらをさろうとしたハヤトは、とつぜんおこったやまかじに、ももこがまきこまれたことをしり、「ももこはおれがたすけだす」ともえるやまへむかいます。
著者等紹介
中村文人[ナカムラモンド]
三重県で生まれ、奈良県で育つ。関西学院大学文学部卒業。出版社でビジネス書の企画編集の仕事に携わりながら、童話や絵本の創作活動を続けている。日本児童文芸家協会会員
狩野富貴子[カリノフキコ]
高知県生まれ。広告関係の仕事を経て、絵本さし絵の世界に入る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
12
保育所きりん組おはなし会。先日発表会を見させていただきました。毎年終了後のおはなし会は、発表会の演目に関係する絵本を読んでいます。当てはまる絵本が無い時もあるのですが…。今回は『オペレッタ みんなだいじななかま』に合わせてそのものズバリの絵本を発見。自分の役名が出てきて喜び、展開が分かって喜び、とずっと大喜びで聞いてくれました。オペレッタと違い歌がないので、歌った場面では歌いだしてましたけど(笑)最後の発表会、もう1度振り返ってもらえました。 「コミュニケーション力を育む」絵本2019/10/29
遠い日
7
姿形、思い込み、世間の目で、相手を判断してはいけないよというお話。ありがちなお話ですが、子どもたちはこうしたことを繰り返し繰り返し、見聞きして大きくなる必要があると思います。2017/07/31
HNYYS
2
図書館本。外見だけで判断してはダメですね。心を開くってなかなか難しいですが、そんな許せる仲間がいたら救われますね。低学年向けかな。2019/01/02
絵具巻
1
「よむよむ・わくわく広場in東京」at国立オリンピック記念青少年総合センターで読みました。2013/01/20
こどもふみちゃん
1
3・4・5・6・7歳向け。 ある日サルに助けられた狼。しかし、傷が治ったら村を出される。ある日山火事が起こって、狼がサルのももを火の中に飛び込んで助けてくれる。 良い内容。さすがカルピス協賛。2010/08/25