内容説明
しげちゃんは自分の名前が嫌い。男の子みたいな名前のせいでいやなことがしょっちゅう。でも、子どもの幸せを願って親が名前をつけることを知って…。
著者等紹介
室井滋[ムロイシゲル]
富山県生まれ。女優。早稲田大学在学中に『風の歌を聴け』(1981年)でスクリーンデビュー。映画『居酒屋ゆうれい』『のど自慢』『OUT』『ヴィヨンの妻―桜桃とタンポポ―』などで映画賞を多数受賞。エッセイストでもあり、『しげちゃん』(室井滋・作、長谷川義史・絵、金の星社)が絵本原作のデビュー
長谷川義史[ハセガワヨシフミ]
1961年、大阪府生まれ。グラフィックデザイナーを経て、イラストレーターへ。現在は、絵本や児童書を中心に活躍。『おたまさんのおかいさん』(解放出版社)で第34回講談社出版文化賞絵本賞、『かあちゃんかいじゅう』(ひかりのくに)で第14回けんぶち絵本の里大賞、『ぼくがラーメンたべてるとき』(教育画劇)で日本絵本賞と第57回小学館児童出版文化賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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ゆうしゅまむ
3
公立図書館)2のBで読み聞かせ。みんな真剣に、時たまくすり笑いが。…前回も今回もクラスに“モモコちゃん”がいて。作中に名前が挙がると注目の的に。最後の感想で「注目されて照れました」だそうです。2016/11/22
ゆうしゅまむ
1
公立図書館)2年A組で出張読み聞かせ。「所要時間10分強」主人公が自分の名前を書き、濁点を消したり、付け加えたりするシーンでは笑いが起こっていた。よく聞いてくれていたし、楽しんでくれたと思う。終了時、担任が締めに「皆さんの名前もどうしてついたのか、今晩お家で聞いてみるといいですね。」と言ってた。2016/11/10