出版社内容情報
北欧のようせいニッセは、農場をまもってくらしています。でも、近ごろは人間たちにわすれられがちで……。ノルウェーの人気作家と、話題のイラストレーターがおくる、心がなごむ、美しい物語絵本。 小学校高学年~
内容説明
スクルッル谷には、家畜を飼う家も少なくなりました。住みつく農家をさがしにでかけたニッセのグローは、アンナおばあちゃんのいるハウゲン農場に行くことにします。グローと仲良しのアンナは、大よろこび。でも、農場主のアネシュやポールはニッセを信じようとしませんでした…。グローは知恵をしぼり、ニッセの術を使って、いろいろなさわぎをまきおこします。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mntmt
19
ニッセは、ノルウェーで小人のこと。スウェーデンでは、トムテと言う。信じる人には姿を見せてくれるんだって。挿絵も楽しめた。北欧の雪深い雰囲気も良かった。2016/01/22
花林糖
14
ノルウェーの児童文学。スクルッル谷のニッセ(農家を守る妖精)のグローと、ハウゲン農場の人々との楽しく温かい物語。シェル・E. ミットゥンの挿絵も素敵でした。猫のミールがお気に入り。2015/12/25
dumpty
3
クリスマス☆冷たく冴え渡った夜の場面の挿絵が秀逸。みんな本当はニッセの存在を信じているんだと思うよ。素直に言葉に出せないだけなんだ。やっぱりマリアのようなおばあさんになりたいなぁ(笑)。2009/12/18
Asako Wada
1
クリスマス気分になろう!第二弾。クリスマスにプレゼントをくれるのはサンタクロースが一般的だけれど、北欧の国々では妖精のニッセ。物語としても面白かったし、最後はほっこり出来たし、良かったです。2012/12/16