出版社内容情報
野犬の生態を深い愛情をこめて描き、鋭く現代社会をみつめた、動物文学第一人者の傑作。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
雨巫女。
6
《病院-待合室》ラストが、予想外でしたが、野良犬にとって幸せだったのでしょうか?2018/04/10
みみずく
2
小学校以来読んでなかった本。野良犬となったマルの話で、犬のたくましさにも驚かされるが、その一方で飼い主の意識についても考えさせられる一冊。無責任に捨てるなら最初から犬なんか飼う資格はない。飼うなら最後まで責任を持て、と全ての動物の飼い主に向けたメッセージが書かれてると思う。2013/03/17
トムトム
1
子供の頃に読んだ。大人になって読むと泣いちゃう2019/07/24
まごまご
1
家の本棚にたまたま入っていたから読んでみた。読んでみて人々ののら犬に対する残酷とも言える扱いにただただイライラした。その反動からかマルがサーカスに引き取られ幸せそうに生きている場面を読んだときは非常に嬉しかった。 こののら犬物語で一番好きなのは保健所から脱走した時の犬の大将『黒』だ。黒は仲間思いの犬でマルが病気にかかった時もマルのことを気にかけていた。もしかしたらあの後黒も捕まってしまったのかと思う時が気でない。2017/01/24
アーノルド
1
読んだのはもう30年以上前 野良犬たちにとって、この30年で何か変わっただろうか…