出版社内容情報
絵本 幼児
内容説明
おれてみじかくなったきいろいくれよんが、くずかごのなかにすてられました。「ぼく、まだかけますよ。まだ、きれいにぬれますよ」まだ役に立てますよ。黄色いクレヨンがひとり旅にでます。そして、役目をはたしたクレヨンは星空へと…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
そる
233
子供No.4が借りてきた。ちっちゃくなって捨てられてしまった黄色いクレヨンが、まだまだ使える、役に立てる、と出会った靴やおもちゃの車や色のない石などに色をつけていく。みんなに喜ばれる。最後は夜空のお星様に色を塗りたいと思ったら夜空に飛んで行った、というお話。最後の最後まで役に立とうと頑張る姿はみんな見習わなきゃいけないな、と思います。絵はあまりかわいくはないです。ちょっとリアルで怖め。タッチはソフトなんだけどね。2019/01/26
シナモン
144
図書館本。折れて短くなりくずかごに捨てられた黄色いクレヨン。僕はまだ役にたつよと外の世界に歩き出す。靴のひよこ、おもちゃの車、小石と塗っていくうちにだんだん小さくなっていくクレヨン。最後は夜空の星を塗ってあげようと飛んでいく。身を削り、役に立とうと一生懸命なクレヨンの姿が切ない。どんなものも粗末にせず、寿命を全うさせてあげなくては。2020/01/17
greenish 🌿
78
おれてみじかくなったきいろいくれよんが、くずかごのなかにすてられました…”ちいさなくれよん”くんは健気なひとり旅へ出発する ---子どもがお母さんの役に立とうと頑張るように、この短くなった黄色い”ちいさなくれよん”くんは、誰かの役に立とうと奮闘する。靴のヒヨコ・古い車のおもちゃ・道端の石と出逢いながら…。物を大切にすることはもちろん、困っている人を助けてあげるという≪使命感≫の尊さもそっと教えてくれる。でも、結末は少しもの哀しい。その余韻は、≪如何にして生きるのか≫大人たちへの問いかけのようにも感じます。2017/07/03
yomineko@ヴィタリにゃん
72
読み友様からのご紹介本です📚誰にも見向きもされなくなった小さな小さな黄色いクレヨン。でも色んな場所で大活躍!ものはすっかりなくなってしまうまで大切に使いたい😊2023/03/19
たるき( ´ ▽ ` )ノ
70
初めて読んだのは10年前。幼稚園で働いていて、送迎バスの中で子どもたちにお話を聞かせてあげたいと思い、暗記した。久しぶりに読み返したけど、やっぱり素敵なお話。2016/01/10
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- 和書
- 概説家事事件手続法