出版社内容情報
金融業務能力検定(一般社団法人金融財政事情研究会主催、CBT方式)「金融業務3級 リース取引コース」の受験者の学習の利便をはかるためにまとめた試験問題集です。本書の問題・解答部分だけではなく、解説部分も含めて学習することで、より高い学習効果が期待できます。
日本におけるリース産業は、1960年代に始まり、高度成長期における企業の設備調達手段として普及しました。地方銀行などもリースに参入するなど、業界再編も含めた激しい競争が繰り広げられています。だからこそ、業界関係者が基本的な知識を習得することが求められています。本書では、基礎から法務、会計、税務まで、豊富な問題を出題しています。
2025年度版では、「リースと他の調達手段との相違」「民法上の契約不適合責任」に関する新問題を追加しました。コラム「リース会計基準の変更」を読むことで、業界動向を理解できるようにしています。なお、本問題集においては、2024年9月に企業会計基準委員会が公表し、2027年4月(2028年3月期) から適用(2025年4月(2026年3月期)から任意適用)される「リースに関する会計基準」(企業会計基準34号)は、特に指示のない限り、考慮しないものとします。
第1章 基礎編
第2章 法務編
第3章 会計編
第4章 税務編