出版社内容情報
高田 創[タカタ ハジメ]
著・文・その他
内容説明
「地域銀行も変化に適応し自己変革しなければ展望は開けない」再編議論の高まり、規制緩和の進展、金融当局のサポート…メニューは揃いボールは地域銀行側にある。地域における圧倒的な信頼と顧客基盤を活かし、いかにして新しいフロンティアを切り拓き、地域エコシステムを構築していくか。本書にそのヒントがある。
目次
第1章 銀行は特別か―なぜいま地域銀行の問題なのか
第2章 前史―バブル崩壊と大手銀行・地域銀行 地域銀行はなぜ生き延びられたのか
第3章 コロナショックと「コロナ7業種」―再生のカギを握る地域銀行の対応
第4章 コロナショックと地域銀行―基礎的収益力低下に追い打ち
第5章 経営環境の構造変化―楽観的見通しとの決別を
第6章 構造不況の地域銀行の処方箋―出揃った改革に向けた政策メニュー
第7章 地域銀行の戦略転換―「脱銀行」の実現に向けて
第8章 結語―コロナショックを超えて 「第二の創業」に踏み出す時
著者等紹介
高田創[タカタハジメ]
1958年生まれ。1982年3月東京大学経済学部を卒業、日本興業銀行(現みずほ銀行)に入行。1986年オックスフォード大学開発経済学修士課程を修了。みずほ証券市場調査本部統括部長、執行役員、チーフストラテジストなどを経て、2019年みずほ総合研究所副理事長。2020年岡三証券グローバル・リサーチ・センター理事長に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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