内容説明
取引環境の変化を完全フォロー、9年ぶりの改題新版。重要判例、金商法・監督指針の改正等による行為規制強化、バーゼルの自己資本比率規制、中央清算機関の利用や証拠金規制などの市場インフラに関する諸規制、内部統制システムとリスク管理、会計制度等、実務上の広範な論点を整理・詳説した。
目次
第1章 デリバティブ取引とは
第2章 デリバティブ取引の契約法務と保全
第3章 デリバティブ取引に関する法規制
第4章 顧客取引に関する金商法等の制度(行為規制)と判例
第5章 店頭デリバティブ取引の規則・制度
第6章 デリバティブ取引に関するリスク管理とバーゼル規制の基礎知識
第7章 デリバティブ取引の会計制度等
著者等紹介
福島良治[フクシマリョウジ]
みずほ第一フィナンシャルテクノロジー(株)取締役、博士(経済学)。専修大学大学院経済学研究科・早稲田大学大学院ファイナンス研究科(2017年4月以降経営管理研究科)非常勤講師。1984年東京大学法学部卒業、旧日本長期信用銀行入行、1989~1991年自治省(現総務省)大臣官房企画室出向(各省作成法令案の審査調整、地域経済振興企画等)、1998年旧日本興業銀行入行、みずほコーポレート銀行を経て、2003年みずほ第一フィナンシャルテクノロジー(株)出向、2008年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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