出版社内容情報
豊富な事例に基づき、相続に係る様々なケースを徹底網羅。Q&A方式で分かりやすく解説するとともに、巻末には制度や用語の説明つき。課税財産と遺産の取得に関する種々の論点から、生前贈与や相続税、相続に絡む所得税などを徹底解説。相続業務に携わる金融関係者や専門家はもちろん、身の回りの相続でお悩みの一般の方にも最適な一冊。
内容説明
遺産分割に関する種々の論点から、課税される財産と控除できる債務、相続税を考慮した生前贈与、相続税と相続に絡む所得税など徹底解説。巻末には制度と用語の説明つき。
目次
課税財産(課税される財産 相続税の申告漏れになりそうな財産を教えてください。―すべての財産を把握する;名義預金 家族名義の預金が、相続税課税されるケースを教えてください。―相続財産か否かの判断基準;先代名義の不動産 遺産分割協議が成立せず、先代名義のままの不動産は、課税されるのでしょうか。―申告すべき不動産持分;課税金額(売買契約中の財産) 不動産の売買契約中の相続の開始で引渡しが済んでいない場合は、不動産の評価額で申告するのでしょうか。―申告すべき価額
課税金額(換価分割) 遺産のうち不動産売却して、売却代金を分ける予定です。売却代金が課税財産になるのでしょうか。―申告すべき価額 ほか)
遺産の取得(遺贈・遺産分割)(孫への遺贈 相続税が改正されたことによる影響はありますか。―孫への財産移転の手段;死因贈与の活用 長年生活を共にしてきた内縁の夫が、自宅を私に遺贈するといってくれていますが、遺言書は書き換えが可能とききました。自宅の取得を確実にする方法はないでしょうか。―不動産を確実に取得する手段;遺産分割のやり直しと課税 兄が海外赴任することになり状況が変わったため、遺産分割のやり直しを考えています。―遺産分割の無効を主張できる場合;遺言を無視した遺産分割 遺言内容と異なる遺産の取得が遺産分割協議で成立しましたが、問題ありませんか。―遺産分割の有効性;相続人の異動と遺産分割 認知により相続人が増えました。遺産分割をやり直さなければならないでしょうか。―相続税の申告を済ませていた場合 ほか)
用語解説
著者等紹介
中都志子[ナカトシコ]
関西学院大学商学部卒業。税理士事務所勤務中の平成3年税理士登録。同年に中税理士事務所開設。同年、資産・財務コンサル会社である(株)中ビジネスセンターを事業承継。相続案件を数多く扱い、税理士受験専門学校でも相続税の講師を20年以上担当する。平成5~9年京都産業大学非常勤講師。現在、関西学院大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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