内容説明
金融機関の視点から倒産・再生の実務を体系的に解説!金融機関職員が取引先の倒産・再生時に実務で直面する論点を、手続の流れに沿って網羅的に記述。「金融機関としての公正な権利行使は如何にあるべきか」に重点を置きつつ、債権者の立場から倒産・再生の実務対応を解説した希少な体系書。
目次
第1部 法的整理手続前の対応(私的整理と法的整理;私的整理から法的整理への移行時の問題)
第2部 法的整理手続申立て前後のファイナンス(窮境期における与信上の留意点;プレDIPファイナンス;DIPファイナンス)
第3部 法的整理手続(金融機関の関与のあり方;法的整理手続の申立てから開始決定まで;詐害行為・偏頗行為への対応 ほか)
著者等紹介
松嶋一重[マツシマカズフサ]
東北大学法学部卒業。1988年、北海道東北開発公庫(現・株式会社日本政策投資銀行)入庫。2004年、北海道支店業務第二課長。2007年、法務・コンプライアンス部次長。2011年、地域企画部次長兼東北支店東北復興支援室次長兼法務・コンプライアンス部次長兼特命チーム課長を経て、2012年、法務・コンプライアンス部長(現職)
粟澤方智[アワザワマサノリ]
東京大学法学部卒業。2001年、弁護士登録。2006~2008年、株式会社日本政策投資銀行法務・コンプライアンス部(出向)。現在、奥野総合法律事務所パートナー弁護士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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