不完全なVaR―「バンキング勘定」への適用問題とその解決法

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  • サイズ B6判/ページ数 122p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784322111873
  • NDC分類 338.5
  • Cコード C2033

内容説明

“コア預金モデル”を構築し、見合いの国債運用を長期化せよ。VaRの運営方法を改めれば、収益力・運用力は格段に向上する。新BIS「アウトライヤー規制」に準拠。本書では、性向・特性がまったく異なる『バンキング勘定』へのVaR適用上の問題点を論理的に詳らかにし、その改善策に関して具体的な提言を行っている。

目次

第1章 “不完全なVaR”―「バンキング勘定」適用上の問題点(“不完全なVaR”の正体―将来取引に関する経済価値“ゼロ”前提;「バンキング勘定」を網羅完結できない“VaR”モデル)
第2章 “不完全なVaR”の弊害現出(ゆがむ自己資本運営;ゆがむALM運営)
第3章 “完全なるVaR”への道筋(“Earning at Risk”による補完;“将来VaR”の樹立―VaRの予算・実績管理(予実VaR)
“コア・バランスVaR”の創造)
第4章 “完全なるVaR”の先にあるもの―「ALM構造改革」「顧客生涯価値モデル」「株価内部モデル」の樹立(銀行ALMの「構造改革」;「顧客生涯価値モデル」「株価内部モデル」の樹立)
補足(トランスファー・プライシング―「行内移転価格制度」「スプレッドバンキング」;“VaR”の特質とさまざまな計測手法)

著者等紹介

大久保豊[オオクボユタカ]
1962年東京生まれ。慶応義塾大学経済学部卒業。ケンブリッジ大学大学院政治経済学部卒業(Master of Philosophy)。1984年住友銀行(現三井住友銀行)。1993年マッキンゼー・アンド・カンパニー。1995年日本AT&Tベル研究所。1996年データ・フォアビジョン(株)設立。2000年日本リスク・データ・バンク(株)設立。現在、データ・フォアビジョン(株)代表取締役社長、日本リスク・データ・バンク(株)代表取締役社長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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