内容説明
不毛の不良債権回収に倦んだ銀行員が、瀕死のアパレル商社の企業再生＝建設的回収に目覚める物語を通して、再生業務のプロセスと基本用語の使い方をマスター。
目次
１ 体制整備―回収が企業を追いつめる
２ 再建支援着手―粉飾決算
３ 原因分析―奈落への奔流
４ 反省論の作り込み―時間との闘い
５ 再生決定―再生の価値あり
６ 再生戦略の立案―マーケットニッチをねらえ
７ ステークホルダー間の合意―再生へのスタート
著者等紹介
太田一郎［オオタイチロウ］
野村総合研究所事業戦略コンサルティング部主任コンサルタント。１９６７年生まれ。１９９０年、大手都市銀行に入行し、融資渉外・外為渉外、債権回収などを経験後、２００１年（株）野村総合研究所入社。専門は不動産金融、消費者金融など金融業全般ならびに化学品製造業。更生会社再生支援コンサルティング、事業買収支援コンサルティング、Ｍ＆Ａによる新規事業参入戦略コンサルティング、与信管理・債券管理強化支援コンサルティング、不動産証券化ビジネス戦略コンサルティング、グループ会社統合戦略コンサルティング等に従事。２００３年より野村証券再生プロジェクト室担当
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