行動ファイナンス―金融市場と投資家心理のパズル

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  • サイズ A5判/ページ数 171p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784322102390
  • NDC分類 338.12
  • Cコード C1033

出版社内容情報

"異端から主流へ
 金融工学では解けない非合理的な投資家心理を解明するという、米ファイナンス界で最も注目を集めている分野を、わかりやすく解説しました。
 読み物としても面白い1冊ですが、こんな方の実務にも、きっと役立ちます。
◆金融新商品の設計・マーケティングに携わる方
◆個人投資家の行動原理に興味がある方
◆「ドル・コスト平均法は意味がない」という""定説""に反発を感じている方
◆行動心理を利用したアクティブ運用に関心があるファンドマネージャ-

第1章 行動ファイナンスの世界へようこそ
 ・エフ氏のバイアス日記
 ・行動ファイナンスのやさしい紹介
 ・行動ファイナンスの基礎
 ・行動科学の行動(標準ファイナンスとの違い/行動ファイナンスの現状)

第2章 投資家心理、この微妙なもの
 ・どのように決断するのか(煩わしいことはできるだけ避けたい/正しい?意思決定)
 ・理由はわからないけど、こっちを選ぶ(近道の罠(ヒユーリスティツク)/自信過剰/みんながそうするから)
 ・損をするのは嫌だ(見方が変われば、結果も変わる/本命十大穴バイアス/リスクと曖昧さは違う)
 ・やったことをあとになって後悔するのは避けたい(後悔回避/自己規律)
 ・選択、価値とフレーム(標準的な意思決定プロセス/プロスヘクト理論/バイアスの分類)

第3章 金融市場と投資家のパズル
 ・リターンは予測できる?(逆張り投資戦略/バリュー株投資/モメンタム戦略)
 ・自信過剰、横並び行動(過剰な取引高、ボラティリティ/クローズ型投信のパズル/新規公開株式のパズル/勝者の呪い)
 ・株式リスク・プレミアムのパズル(アノマリー/アノマリーに対する考え方/アノマリーの分類/行動ファイナンスのモデル)

第4章 投資戦略への応用
 ・個人投資家の行動原理(個人の投資行動/デイ・トレーダー/退職後に備えた貯蓄)
 ・機関投資家向けの戦略(グロース型行動バイアス・ファンド/バリュー型行動バイアス・ファンド)

結びにかえて~ 行動ファイナンスの目標"

内容説明

金融工学では解けない非合理な投資家心理を科学する。

目次

第1章 行動ファイナンスの世界へようこそ(エフ氏のバイアス日記;行動ファイナンスのやさしい紹介 ほか)
第2章 投資家心理、この微妙なもの(どのように決断するのか;理由はわからないけど、こっちを選ぶ ほか)
第3章 金融市場と投資家のパズル(リターンは予測できる?;自信過剰、横並び行動 ほか)
第4章 投資戦略への応用(個人投資家の行動原理;機関投資家向けの戦略)
結びにかえて 行動ファイナンスの目標

著者等紹介

角田康夫[カクタヤスオ]
東洋信託銀行株式会社アセットマネジメント部門投資企画部専門部長。1948年生まれ。1972年早稲田大学法学部卒、同年東洋信託銀行入社、資金証券部等を経て、1997年投資企画部専門部長(現職)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Daito Sugimoto

1
金融と心理の組み合わせがここまで解明されているのだ、と驚くとともに 投資する者の視点から離れたよりマクロな視点が見たくなった。2016/05/28

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