未来へつなぐデジタルシリーズ<br> データベース―ビッグデータ時代の基礎

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未来へつなぐデジタルシリーズ
データベース―ビッグデータ時代の基礎

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  • サイズ B5判/ページ数 261p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784320123465
  • NDC分類 007.6
  • Cコード C3341

出版社内容情報

データベースの基礎を固めて,ビッグデータを活用し,世界を知る!
 本書では,ビッグデータを含めた多様なデータの高速処理が求められる現代の高度情報社会において,不可欠な重要技術の一つであるデータベースを総合的に学べるように,その役割や基礎理論,仕組みについて詳しく解説する。
 データベースはこれまで,預金管理システムや商品管理システムなど,ビジネスアプリケーションの基盤として経済活動を支えてきた。近年では,情報検索やオンラインショップ,チケット予約,ブログ,SNSなど,インターネット上の様々なサービスの利用が急増し,これらを支えるデータベース技術も重要性を増している。さらに,これらのサービスを通じて,膨大な量のデータが日々生み出されており,このような「ビッグデータ」を活用する新たなデータベース技術も注目を集めている。
 このような時代のニーズに幅広く対応できる技術書として,近年でも依然として中心的な役割を担い情報社会を支えているリレーショナルデータベースを解説したうえで,半構造データベースやNOSQL,P2Pなど,これからのビッグデータ時代を支えるであろう新しいデータベース技術も解説する。

第1章 情報社会とデータベース
1.1 データベースの目的と役割
1.2 データモデルとデータベースの種類
1.3 データベースの発展の歴史

第2章 データベースのための基礎理論
2.1 集合と集合上の基本的な演算
2.2 タプルとリレーションスキーマ
2.3 関数
2.4 命題論理と述語論理
2.5 グラフと木
2.6 情報検索における適合率と再現率

第3章 リレーショナルデータモデル
3.1 リレーションと第1正規形
3.2 リレーションスキーマ
3.3 リレーションと整合性制約

第4章 リレーショナル代数
4.1 リレーショナル代数とは
4.2 集合演算
4.3 関係演算

第5章 SQL
5.1 SQLの概要
5.2 テーブル
5.3 データ操作
5.4 ビュー
5.5 データベースのユーザとアクセス権限

第6章 SQLによる高度な問合せ
6.1 テーブルの作成
6.2 distinct句とorder by句
6.3 複数テーブルからのデータ抽出
6.4 副問合せ
6.5 集約関数
6.6 ビュー

第7章 正規化
7.1 更新時異常と情報無損失分解
7.2 関数従属性と正規形
7.3 多値従属性と第4正規形
7.4 結合従属性と第5正規形
7.5 正規化とリレーションスキーマの設計

第8章 データモデリング
8.1 データモデリングとは
8.2 データベース設計と実体関連図
8.3 データモデリングの方法
8.4 データモデリングのケーススタディ:眼鏡店の販売管理

第9章 データベース管理システムと外部記憶装置
9.1 データベース管理システムの基本構成と機能
9.2 データベースの外部記憶装置への書き込み
9.3 インデックス方式
9.4 外部記憶装置の種類

第10章 トランザクションと同時実行制御
10.1 トランザクション
10.2 ACID特性
10.3 スケジュールと直列化可能性
10.4 ロックによる同時実行制御
10.5 2相ロッキングプロトコル
10.6 デッドロック
10.7 分離レベルと多版型同時実行制御

第11章 障害回復
11.1 データベースの障害とは
11.2 障害回復の基本
11.3 RAIDによる冗長化

第12章 半構造データとXML
12.1 半構造データ
12.2 XML
12.3 XMLデータベース

第13章 マルチメディアデータベース
13.1 はじめに
13.2 マルチメディアデータベースシステムの困難性
13.3 Web 画像を対象としたメタデータ自動生成
13.4 MPEG-7
13.5 画像分類技術に基づくキーワード半自動生成
13.6 まとめと今後の動向

第14章 NOSQLデータベースとビッグデータ
14.1 NOSQLデータベースとビッグデータ
14.2 NOSQLデータベースのパイオニア:Google
14.3 CAP定理
14.4 NOSQLデータベースのデータモデル
14.5 データの分散管理方式
14.6 Map Reduce:NOSQLにおけるデータ集計
14.7 NOSQLデータベースの実装と今後

第15章 P2P
15.1 P2Pとは
15.2 オーバレイネットワーク
15.3 Chord
15.4 P2Pの展望

目次

情報社会とデータベース
データベースのための基礎理論
リレーショナルデータモデル
リレーショナル代数
SQL
SQLによる高度な問合せ
正規化
データモデリング
データベース管理システムと外部記憶装置
トランザクションと同時実行制御
障害回復
半構造データとXML
マルチメディアとデータベース
NOSQLデータベースとビッグデータ
P2P

著者等紹介

白鳥則郎[シラトリノリオ]
1977年3月東北大学大学院工学研究科博士後期課程修了(工学博士)。1990年4月東北大学工学部情報工学科教授。1993年4月東北大学電気通信研究所教授。2010年4月‐現在東北大学電気通信研究所客員教授・名誉教授。2010年4月公立はこだて未来大学理事(2014年3月まで)。2012年4月‐現在早稲田大学大学院国際情報通信研究科教授。情報処理学会25周年記念論文賞(1985年)、IEEE Fellow(1998年)、電子情報通信学会論文賞(2001年)、電子情報通信学会業績賞(2001年)、情報処理学会功績賞(2008年)、平成21年度文部科学大臣表彰科学技術賞(2009年)、電子情報通信学会功績賞(2011年)、電子情報通信学会名誉員(2012年)、情報処理学会名誉会員(2013年)

三石大[ミツイシタカシ]
1998年3月東北大学大学院情報科学研究科博士課程後期3年の課程修了、博士(情報科学)。1998年4月岩手県立大学ソフトウェア情報学部助手。2002年4月東北大学大学院教育情報学研究部助教授。2006年10月‐2007年8月スタンフォード大学工学部電気工学科客員助教授。2009年4月‐現在東北大学教育情報基盤センター准教授。JGN2アワード(地域貢献・人材育成賞)(2008年)。情報処理学会員、電子情報通信学会員、日本感性工学会員、教育システム情報学会員、AACE会員

吉廣卓哉[ヨシヒロタクヤ]
1998年3月京都大学工学部情報工学科卒業。2000年3月京都大学大学院情報学研究科修士課程修了。2003年3月京都大学大学院情報学研究科博士後期課程修了。博士(情報学)。2003年4月和歌山大学システム工学部助手。2009年4月和歌山大学システム工学部講師。2012年4月和歌山大学システム工学部准教授。情報処理学会員、電子情報通信学会員、日本データベース学会員、IEEE会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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h t

0
NoSQLとかよくわからんな2015/02/23

ある晴れた朝に

0
まぁまぁな内容。概要を掴みたい時に教材テキストとするのはあり。特にデータベースの基本となるSQLについて良い。2020/08/14

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