計算理論の基礎〈2〉計算可能性の理論 (原書第2版)

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  • サイズ A5判/ページ数 p160/高さ 22cm
  • 商品コード 9784320122086
  • NDC分類 410.9
  • Cコード C3341

出版社内容情報

MIT屈指の名講義,Sipser教授の“Theory of Computation”の講義ノートをもとにまとめられた標準的教科書。

目次

第1巻 オートマトンと言語(序論;正規言語;文脈自由言語)
第2巻 計算可能性の理論(Church‐Turingの提唱;判定可能性;帰着可能性;計算可能性の理論における先進的な話題)
第3巻 複雑さの理論(時間の複雑さ;領域の複雑さ;問題の扱いにくさ;計算の複雑さの理論における先進的な話題)

著者等紹介

太田和夫[オオタカズオ]
1979年早稲田大学大学院理工学研究科修士課程修了。1979‐2001年NTT情報流通プラットフォーム研究所。現在、電気通信大学情報通信工学科教授理学博士。1991‐2年マサチューセッツ工科大学客員研究員。1995‐8年電気通信大学情報システム学研究科客員教授。1999‐2000年マサチューセッツ工科大学客員教授。専門分野は情報セキュリティ

田中圭介[タナカケイスケ]
1997年北陸先端科学技術大学院大学情報科学研究科博士後期課程修了。1997‐2001年NTT情報流通プラットフォーム研究所。2001年東京工業大学大学院情報理工学研究科講師。現在、東京工業大学大学院情報理工学研究科准教授博士(情報科学)。2006年‐現在、東京大学大学院情報学環・学際情報学府非常勤講師。専門分野は暗号理論、計算の複雑さの理論

阿部正幸[アベマサユキ]
1992年東京理科大学大学院電気工学専攻科修士課程修了。現在、NTT情報流通プラットフォーム研究所特別研究員主幹研究員博士(工学)。1996年スイス連邦工科大学客員研究員。専門分野は情報セキュリティ(主に暗号プロトコルの研究開発)

植田広樹[ウエダヒロキ]
1994年大阪市立大学大学院理学研究科前期博士課程(修士)修了。1994‐2006年NTT情報流通プラットフォーム研究所。現在、NTT西日本法人営業本部セキュリティサービス推進室担当課長。専門分野は実験整数論(素因数分解)、コンサルティング(セキュリティ)

藤岡淳[フジオカアツシ]
1990年東京工業大学大学院理工学研究科博士課程修了。現在、NTT情報流通プラットフォーム研究所主幹研究員工学博士。1993‐4年スイス連邦工科大学客員研究員。1997年東海大学非常勤講師。2001‐3年東京大学客員助教授。2004‐8年国立情報学研究所客員准教授。専門分野は情報セキュリティ(特に暗号理論)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しんしん

3
1巻のオートマトンを基に、チューリングマシンの定義と性質を述べた。 1巻よりも格段に難解になったが、プログラマーにとっては聞いたことがあるようなことが点在する。 字面だけでも追うことで、プログラミングの数学的解説を読んだときに役に立つことを期待している。 2015/11/20

つるたん

1
パート1で触れられていたオートマトンや文約自由文法は主にコンパイラにて適応されると考えていたが、パート2を通じてチューリングマシンへと変換し、アルゴリズムの定義、またそのアルゴリズム(マシン)が作成できるのか、さらにそのマシンが判定できる(ループに陥らず答えを出せる)のかといった計算理論へとつながることが理解できた。ただ後半の再帰定理や最小記述あたりでまだ理解度が低いため、もう一度じっくり読んでみようと思う。2021/01/07

tabularavum

0
チューリングマシンについて。後半が難しくいつか再読します

tk

0
借りただけ2017/01/10

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