出版社内容情報
計量分析手法の新シリーズ。各巻一つの重要な手法に絞って丁寧に解説する。第一弾は生存時間分析の最も代表的な入門書,待望の翻訳!
内容説明
実践的な例をもとにひとつの手法を深く掘り下げて解説!結婚、就職、人や製品の寿命のような「時間」を伴う事象に関する分析手法を詳しく説明。1つに限らない何種類かの事象や、繰り返し起こりうる事象を扱う分析手法も紹介。SASとStataによる分析コードに加え、訳者によるRを用いた分析についての詳しい解説も掲載。
目次
第1章 はじめに
第2章 離散時間モデル
第3章 連続時間を用いたパラメトリックな手法
第4章 コックス回帰モデル
第5章 複数事象のモデル
第6章 繰り返しのある事象のモデル
第7章 結論
付録
訳者補遺 Rによる分析例
著者等紹介
Allison,Paul D.[ALLISON,PAUL D.] [Allison,Paul D.]
米国ペンシルバニア大学の名誉教授であり、自ら創設したStatistical Horizons社の経営にも従事している。1976年ウィスコンシン大学で社会学の博士号を取得。これまでに線形回帰、対数線形(ログリニア)分析、ロジスティック回帰、構造方程式モデル、不平等の尺度、欠測データの分析、イベント・ヒストリー分析(生存時間解析)など多岐にわたる書籍と論文を執筆している。現在は、縦断的データの分析法が主な研究テーマであり、特に事象が生じる原因と結果を特定する方法と欠測データの分析を中心に研究している。グッゲンハイムフェローでもあり、社会学の方法論の発展への顕著な貢献が認められて2001年にラザースフェルド賞を受賞した。2010年にはアメリカ統計学会のフェローに任命されている。また、継続的な統計教育に関してアメリカ統計学会優秀賞を2度受賞している
福田亘孝[フクダノブタカ]
1997年オックスフォード大学大学院博士課程修了。現在、東北大学大学院教育学研究科教授。博士(社会学)。専門は社会学・人口学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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