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内容説明
時間が無いのに情報があふれた今、相手へ「伝える」ことはとても困難。それでも記憶に残り、好感を生むメッセージは確かに存在します。それが浜崎さんが手がけるCMの数々。3年連続CM好感度1位、au「三太郎」! 家庭教師のトライ「トライさん」! 日野自動車「ヒノノニトン」! なぜ彼のCMは、たった“15秒”で想いを伝えて愛されるのか? そこには共感を生む仕掛け、名付けて「共感スイッチ」が隠されていた! 誰もが知る桃太郎・金太郎・浦島太郎が予想外の行動を起こす意味とは? トントントントン……つい口ずさむリズムに隠された秘密とは? こんな時代だからこそ、「正しい」より「おもしろい」? “日本一人気のCMディレクター”浜崎氏のノウハウを毎日のコミュニケーションへ変換。友達も上司も恋人も、みんな持ってる「共感スイッチ」。見つけて押せば、もっと伝わる! もっと話せる!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぼのり
34
TVで紹介されていたので読んでみた。著者はauの三太郎シリーズ、トントントントン日野の2トン、家庭教師のトライ(ハイジ!)などのCMをつくったディレクター。人にものを伝える方法やコミュニケーション術をCMディレクターらしい視点で、CM作成秘話なども織り交ぜ、分かりやすく教えてくれている。「父親スイッチ」“…反射的にその場で答えてしまい、それで角が立ってしまっている。そうではなく、時には流す。父親のごとく、とぼける力が必要とされているのでは…”との記述。そうか!とぼけていたのか!!(笑)(2019-054)2019/02/26
タナカ電子出版
30
この本はCMデレクターの著者が書いた共感本です📚8章からなり共感される演出を提示してくれます。感想としてはとっても抽象的な話しすぎて私はあまりこの本に共感できませんでした。残念です😢もしも広告関係の仕事の方なら読んでもよいですが、もう少し違う📚をすすめたいです。CMつくりすぎて、CM以外の表現が得意じゃなかったのかな…☺️2019/06/23
ゆゆ
30
auの三太郎シリーズやトントントントン日野の2トン、家庭教師のトライ(ハイジ!)などのCMをつくったディレクターである著者の、人にものを伝えるために必要な「共感」をどのように得たらいいか、その"スイッチ"について書かれた作品。CMディレクターなんて華やかで、奇抜な発想を持つクリエイターなのだから、きっと独特で強気な思考を持ってるんだろうと思いきや…堅実で地道に物事に取り組んでる人、という印象だった。ただ「おもしろいもの」を求めているあたりはやはりという感じかな。2018/11/12
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21
【ど真ん中を掘り進め!】続きが気になるCMシリーズ←(「シリーズ」という点が大事!)を次々と世に送り出す敏腕ディレクターは、TwitterもFacebookもやっていない!SNS断ちが唯一の正解ではないにしても、誰もが流れがちな方向に「行かない」という芯の強さにふるえる▼自己満足のために周辺を掘るのではなく、「伝わる」ために表現のど真ん中を掘る。桃太郎に例えれば、桃のままいきなり鬼ヶ島に行くのではなく、ちゃんとおばあさんの元へどんぶらこ。それが冷静にできる人なんだな、と感じた。2019/03/08
チャー
7
CMディレクターの著者が伝えることの難しさとより良い伝え方を記した本。CMの裏側にある15秒では伺い知れない作者の思いと、短い時間で言いたいことを伝えるための考え方が記されている。情報がありすぎる世の中では興味を持ってもらうだけでも大変という点は、CMに限らずビジネスで伝える際には共通すると感じた。多くの人に印象を残す作品作りのためには、自身の食わず嫌いを無くすという点はなるほどと思う。偏った視点では共感を得る範囲が狭くなる。聞いた瞬間に連想される記号を入れるというのは、共通認識を得るための良い技術。2020/12/26
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