出版社内容情報
世界的に最も支持されている認知モデル理論,ACT-R理論について,提唱者が解説する唯一の書籍。認知モデル学習者必読。
目次
1 認知アーキテクチャ
2 脳内のモジュールの構成
3 人間の記憶のメカニズム
4 思考の適応的な制御
5 人間になるためには何が必要か?―高校の代数学から得られた知見
6 どうして人間の心が存在しうるのか?
著者等紹介
アンダーソン,ジョン・R.[アンダーソン,ジョンR.] [Anderson,John R.]
カーネギーメロン大学心理学部/計算機科学部教授。認知科学において最も広く使われている認知アーキテクチャACT‐Rの開発者として知られる。人工知能を用いた学習支援システム研究における初期のリーダーでもあり、Andersonの開発したCognitive Tutorは、現在米国の学校において約50万人の子供たちに数学を教えている。Cognitive Science Societyの会長を歴任し、米国心理学会から米国芸術科学アカデミー、全米科学アカデミー、米国哲学協会などの会員に選出
林勇吾[ハヤシユウゴ]
2003年同志社大学文学部卒業。2009年名古屋大学大学院情報科学研究科博士後期課程修了。博士(情報科学)。立命館大学情報理工学部助手、筑波大学図書館情報メディア系特任助教、立命館大学文学部心理学専攻および同総合心理学部准教授を経て、2021年より同教授。2017~2018年、カーネギーメロン大学客員教員。専門は、実験心理学、認知科学、人工知能、ヒューマンインタフェース、教育工学。研究テーマとして、実験心理学の手法を用いた他者との問題解決に関する研究をはじめ、コンピュータを用いた協同学習支援(CSCL)の研究、会話エージェントを用いた知的学習支援システム(ITS)のデザインおよびコミュニケーション支援の研究に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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