機械系の振動学

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機械系の振動学

  • 山川 宏【著】
  • 価格 ¥3,960(本体¥3,600)
  • 共立出版(2014/11発売)
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  • サイズ B5判/ページ数 294p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784320081970
  • NDC分類 531.18
  • Cコード C3053

出版社内容情報

本書は,機械系を対象とした場合に想定される振動現象に特に焦点を当てて解説した教科書である。
 機械系で生じる振動の原因の多くは,機械系に含まれる回転要素にある。よって本書の特徴の1つとして,この回転体の運動とそれによって生ずる振動を扱っていることが挙げられる。
 本書の第1編では,振動現象やそのモデル化,数学的な取扱いを紹介しながら,振動学のあらゆる面で基礎となる線形1自由度系の振動解析を取り扱っている。
 さらに第2編では,連続系の偏微分方程式による解法からはじまり,線形多自由度系におけるモード展開,直交性などの共通な概念の理解へとつなげている。

序 論 振動学小史と機械系の振動学

第1編 振動学の基礎と線形1自由度系の振動

第1章 振動現象と制御および利用
1.1 振動現象
1.2 振動制御と設計
1.3 振動利用

第2章 振動系の表現と解析の流れ
2.1 自由度と拘束度
2.2 集中定数系と分布定数系
2.3 線形系と非線形系
2.4 自由振動と強制振動
2.5 振動解析の流れ

第3章 振動系のモデリングと質量,剛性,減衰特性
3.1 振動系のモデリング
3.2 質量特性,剛性特性,減衰特性
3.3 運動方程式の形

第4章 運動学および動力学の基礎と運動方程式
4.1 運動学の基礎
4.2 動力学解析と運動方程式の導出

第5章 線形1自由度系の振動
5.1 線形1自由度振動系
5.2 線形1自由度系振動方程式の一般解
5.3 自由振動とその解法(斉次解の解法)
5.4 強制振動の特解とその解法(定常振動解)
5.5 線形1 自由度の一般解

第6章 振動の加速度,変位,減衰の計測と振動遮断,衝撃応答
6.1 振動変位,振動加速度の測定原理と減衰の測定
6.2 振動伝達率と振動絶縁
6.3 衝撃応答


第2編 連続系の振動と多自由度系の振動

第7章 線形連続系の振動解析
7.1 連続系の振動
7.2 棒の伸び振動
7.3 はりの曲げ振動
7.4 棒の伸び振動,はりの曲げ振動におけるエネルギーと固有振動数
7.5 連続系と集中定数多自由度系の固有値問題の比較
7.6 棒やはり以外の連続系の振動

第8章 線形多自由度系の振動の運動方程式と解法の種類
8.1 線形連続系の振動の離散系化と多自由度系の振動
8.2 線形多自由度系の運動方程式とその一般解
8.3 線形多自由度系の運動方程式の解法の種類

第9章 モード解析
9.1 自由振動と固有値解析
9.2 不減衰,軽減衰の場合
9.3 レーリー減衰の場合
9.4 減衰が大きい一般粘性減衰の場合
9.5 周波数応答関数,採用モード数による誤差,自己相互コンプライアンス特徴

第10章 線形・非線形多自由度系の振動解析(逐次積分法)
10.1 逐次積分法の基礎的な考え方
10.2 逐次積分法の種類とその解法
10.3 逐次積分解の安定性,陽解法と陰解法
10.4 時変数係数多自由度振動系や非線形多自由度振動系への逐次積分法の適用

第11章 回転体の振動
11.1 回転体の振動の解析
11.2 剛支持されたローターの運動
11.3 弾性支持されたローターの運動
11.4 ジャイロモーメントの影響
11.5 減衰が存在するローター系の運動

目次

第1編 振動学の基礎と線形1自由度系の振動(振動現象と制御および利用;振動系の表現と解析の流れ;振動系モデリングと質量、剛性、減衰特性;運動学および動力学の基礎と運動方程式;線形1自由度系の振動;振動の加速度、変位、減衰の計測と振動遮断、衝撃応答)
第2編 連続系の振動と多自由度系の振動(線形連続系の振動解析;線形多自由度系の振動の運動方程式と解法の種類;モード解析;線形・非線形多自由度系の振動解析(逐次積分法)
回転体の振動)

著者等紹介

山川宏[ヤマカワヒロシ]
1975年早稲田大学大学院理工学研究科博士課程修了。1976年早稲田大学理工学部専任講師(工学博士)。1982年~1983年米国スタンフォード大学、アリゾナ大学客員研究員。1983年~現在、早稲田大学理工学部(現・早稲田大学理工学術院)教授。専門は機械力学、振動工学、構造力学、最適設計(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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