目次
序論 倫理学の4つの問い
第1部 薬学における倫理と価値(倫理問題解決のためのモデル;健康と病気における価値;道徳的判断の拠り所は何か)
第2部 薬学倫理の原理(患者およびそれ以外の人たちに利益を与えること:利益を与え、危害を与えない義務;正義:医療資源の配分;自律;誠実:患者に正直に対応すること;忠実:約束の遵守と守秘;殺害の回避)
第3部 具体的な問題領域(人工妊娠中絶、不妊手術および避妊;遺伝学、出産、生物学的革命;精神保健と行動抑制;医薬品集と医薬品流通システム;ヒトを対象とする実験;同意と治療拒否権;生と死にゆくこと)
付録
著者等紹介
渡辺義嗣[ワタナベヨシツグ]
大阪大学文学研究科修了。東北薬科大学哲学・倫理学教室教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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