内容説明
本書は何よりもまず前頭葉の解剖と線維連絡、そしてその事実と複雑なヒトの行動との関係について書かれたものである。本書の目的は、ヒトの前頭葉機能についての基本的な臨床神経学的かつ神経心理学的な情報を新しく集めても抜けている部分を補おうとすることである。
目次
第１章 序説
第２章 神経解剖学的論考
第３章 臨床と神経病理学的相関
第４章 前頭葉の検査
第５章 前頭運動機能
第６章 注意
第７章 異常な認知
第８章 人格と情動
第９章 知覚機能
第１０章 視空間機能
第１１章 ことばと言語
第１２章 記憶
第１３章 認識
第１４章 実行系
第１５章 前頭葉機能の局在
第１６章 前頭葉機能の理論
第１７章 行動解剖理解
