角川文庫<br> 九十九怪談〈第10夜〉

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角川文庫
九十九怪談〈第10夜〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 284p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041081952
  • NDC分類 147
  • Cコード C0193

出版社内容情報

最後にして最恐の怪異が襲い来たり。恐怖の夜を生き延びることができるか?

内容説明

決まって日曜日の昼間にドアがノックされる家のトイレ。森林公園のログハウスに宿泊した10人が過ごした恐怖の一夜。不思議な力を持つ祖父と一緒に体験した怪異の数々―。体験者が感じた怖さをありのままに綴ったシリーズの集大成。最後にして最凶の恐怖があなたを襲う。果たして、この夜を生き延びることができるか…?身震いが止まらない怪談実話99本と、第十夜にして初めて「あとがき」を収録。完結の最終夜!

目次

ビー玉
線香

「違う」
トントンお化け
口ゲンカ
十三回忌
位牌
マンガの本
名刺〔ほか〕

著者等紹介

木原浩勝[キハラヒロカツ]
怪異蒐集家。元スタジオジブリ制作デスク。マンガ・ドラマCDの原作執筆、怪談トークライブ、司会の他、出版、ゲーム、公式携帯サイト「怪談百物語新耳袋」等のプロデュースを手掛ける。また日本唯一の怪談専門ラジオ番組のパーソナリティや、アニメーションの話などを通じて「モノ作り」や「考え方」をテーマに国内外で講演活動を幅広く行なっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

p.ntsk

46
筆者が伝え聞いたあるいは経験した99話の実話怪談を集録。見開き1ページの分量なのでサクサク読めます。大きな事件というより日常の中の出来事を余分な煽りや解釈なく語っています。因果関係不明、起承転結なくオチもなし。怖いものから不可思議なもの思わず笑ってしまうものまで様々。ホンマでっか?というのもあるけどそんなものも含めて面白い。いかにもな設定や雰囲気じゃない日常のひとコマ明るい日の光の中で展開される話の方がかえってゾゾっとします。最後の連続エピソードの「おじいちゃん」すごかった。[共読反映の為登録] 2019/07/15

坂城 弥生

44
最後のほうの「おじいちゃん」というタイトルの一連の話がシリーズ通じて一番好きな話だったかも。2021/01/18

シン

27
★★☆☆☆ あとがきでも少し触れられていたが、 こわいではなく不思議な話がほとんど。 それはそれで怪談なのだと思うが、 こわい話をもとめて読んでいる部分が少なからず というか多分にあるのよね。2019/07/13

クナコ

20
初読。「新耳袋」に続いた「九十九怪談」シリーズもついに最終巻。内容は良くも悪くもこれまで通り。心なしか暖かい話が多かった。昔馴染みの怪異、身近な人が出た話、知り合いと怪異の関わりなどの話が強く印象に残った。個人的には「新耳袋」の章立てによる分類よりも「九十九怪談」の一挙羅列形式の方が身構えずに読めた。しかし読み終えてみれば、また「新耳袋」の1巻から読もうかと思ってしまうのだから、私も好きだなあと呆れる。2019/06/12

あーびん

20
シリーズ完結巻。「トントンお化け」読んでて思い出したのが、うちの祖父母の家もトイレに入っていると正面にある階段から誰かが降りてきてノックされることがよくあった。そもそも2階は普段から使っていないし、ドアを開けても誰もいない。もう慣れっこだったので怖いとも思わなかったけれど、座敷童でもいたのかなぁ。2019/05/29

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