生態学フィールド調査法シリーズ<br> 送粉生態学調査法

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生態学フィールド調査法シリーズ
送粉生態学調査法

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  • サイズ A5判/ページ数 112p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784320057500
  • NDC分類 471.3

目次

第1章 送粉生態学とは(送粉生態学略史;現在の送粉研究)
第2章 自殖と他殖(自殖のメリットとデメリット;自家不和合性 ほか)
第3章 花粉の運び手を調べる(被子植物の多様化と送粉;日本の植物の送粉様式 ほか)
第4章 送粉の成功を測る(花粉制限;雌としての成功・雄としての成功 ほか)
第5章 人と送粉(人間の活動が送粉に与える影響;生態系サービスとしての送粉 ほか)

著者紹介

酒井章子[サカイショウコ]
1999年京都大学大学院理学研究科博士課程修了。現在、京都大学生態学研究センター准教授。専門は植物生態学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

出版社内容情報

花粉の授受は,植物が子孫を残す上で必要なたくさんのステップのうちの1つに過ぎないが,ダーウィン以来,生態学の一分野として『送粉生態学』と認識されるほど数多くの研究が行われ,近年では,環境問題から新しい光が当てられるようになってきた。これは,人間活動による生態系やその機能への影響が深刻な環境問題として広く認識されながらも生態系の機能には変化を把握しにくいものが多く,その中で送粉は定量的評価が可能で,もっともデータが蓄積されているものの1つであるからだ。

 そこで本書では,研究者や研究者を目指す方に限らず,生態学の専門知識をもたない方でも調査の目的や意義を理解できるよう,送粉のごく基本的な調査法について,生態学的な背景にも踏み込んで解説する。各章の最後に紹介する研究例にはできるだけ日本の植物を材料とした研究を選び,人間活動と送粉の関係について述べた章では多数の研究例を掲載し,本書で取り上げた調査法が大学や研究機関以外でも実践的に活かされるよう配慮している。

 送粉生態学では,特別な道具がなくても誰でもいろいろなことを調べることができる。本書によってこのことを実感し,送粉に興味をもったり,研究の一助となったりすることがあれば幸いである。

第1章 送粉生態学とは
1.1 はじめに
1.2 送粉生態学略史
1.3 現在の送粉研究
  1.3.1 繁殖様式と送粉様式
  1.3.2 植物と送粉者の相互作用
  1.3.3 群集全体での植物と送粉者の関係
  1.3.4 送粉を左右する環境要因

第2章 自殖と他殖
2.1 はじめに
2.2 自殖のメリットとデメリット
2.3 自家不和合性
2.4 雌雄間の干渉
2.5 なぜ両性花をもつのか
2.6 自殖と他殖を使い分ける
2.7 植物の生態と自殖・他殖
2.8 自殖と他殖に関する調査法
  2.8.1 袋がけ実験
  2.8.2 実験デザイン
  2.8.3 結果率の差の検定
  2.8.4 近交弱勢の定量
2.9 研究例
  2.9.1 ボチョウジ属に見られる繁殖様式の変異

第3章 花粉の運び手を調べる
3.1 はじめに
3.2 被子植物の多様化と送粉
3.3 日本の植物の送粉様式
3.4 送粉様式と送粉者の地理的変異
3.5 送粉様式の調査法
  3.5.1 風による送粉の有無
  3.5.2 動物の送粉者の同定
3.6 研究例
  3.6.1 アカメガシワの送粉様式
  3.6.2 ラベンダーの訪花者に見られる送粉効率の違い

第4章 送粉の成功を測る
4.1 はじめに
4.2 花粉制限
4.3 雌としての成功・雄としての成功
4.4 送粉成功の調査法
  4.4.1 花粉制限
  4.4.2 雌としての送粉成功
  4.4.3 雄としての送粉成功
4.5 研究例
  4.5.1 雌と雄の繁殖成功の比較

第5章 人と送粉
5.1 はじめに
5.2 人間の活動が送粉に与える影響
  5.2.1 気候変動
  5.2.2 景観の変化
  5.2.3 農業の集約化
  5.2.4 帰化種
5.3 生態系サービスとしての送粉
5.4 研究例
  5.4.1 気候変動と春植物の繁殖
  5.4.2 周辺環境とソバの結実
  5.4.3 都市化が招いたツユクサの繁殖形質の変化
  5.4.4 帰化種から在来種への繁殖干渉

さらに詳しく勉強したい方のための参考書

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