目次
1部 遺伝変異と適応研究(野外実験:適応研究の古くて新しいアプローチ;遺伝的変異と空間的遺伝構造;系統樹から適応進化を読み解く)
2部 適応遺伝子の探索(概説:エコゲノミクスの方法論;量的形質変異に関与する候補遺伝子の探索法;適応遺伝子探索のための分子生物学的手法;データベース解析:適応・進化研究における「仮説発見ツール」)
3部 適応遺伝子の機能(概説:適応の複雑さを包括的に理解する;自然環境下における遺伝子発現解析;表現型可塑性の生物学:生態発生学;遺伝イズネットワークの構造とダイナミクス)
4部 適応遺伝子の進化(概説:DNAから適応進化までをつなぐ学際的研究;自然選択の直接観察;DNA排列から探る自然選択の痕跡:分子集団遺伝子学的手法を用いて;生殖隔離と種分子遺伝子;ゲノム重複:倍数体の種分化とエコゲノミクス;エボデボと新しい総合)
著者等紹介
森長真一[モリナガシンイチ]
2007年東北大学大学院生命科学研究科博士後期課程修了。現在、東京大学大学院総合文化研究科・助教、博士(生命科学)。専門、進化生態学・生態ゲノム学
工藤洋[クドウヒロシ]
1994年京都大学大学院理学研究科博士後期課程修了。現在、京都大学生態学研究センター・教授、博士(理学)。専門、植物生態学・進化生態学・集団生物学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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