内容説明
新進気鋭の若手生態学者が考える生態学の体系をシリーズ化。森林生態学をめぐる膨大な知識をコンパクトに体系化。学生だけでなくプロの研究者も必読の一冊。
目次
森林の分布と環境
森林の分布と気候変動
森林の成立と攪乱体制
森林の遷移
森林の土壌環境
森林の水平構造
森林の垂直構造―樹木の光利用と林冠構造の発達
森林のギャップダイナミクス
樹木の繁殖と種子散布
樹木の個体群動態
樹木の個体間競争と種の共存
森林と動物の相互作用
森林の種多様性
森林の物質生産
森林景観と生態系サービス
著者等紹介
正木隆[マサキタカシ]
1993年東京大学大学院農学系研究科修了。現在、森林総合研究所森林植生研究領域群落動態研究室長、博士(農学)。専門は林学
相場慎一郎[アイバシンイチロウ]
1997年北海道大学大学院地球環境科学研究科修了。現在、鹿児島大学大学院理工学研究科・准教授、博士(地球環境科学)。専門は植物生態学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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しまゆう
1
森林生態学の各分野が網羅されているようで、是非手元に起きたい一冊。解説も参考文献もしっかりしていて今後お世話になりそうな予感。2014/02/04
ちゃんさん
0
森林生態学という分野の色々な部分を知ることができた。森林生態学の入門書として、いい本だと思う。もっと勉強していきたいと思った。2012/12/27
はらじゃがりこ
0
一応初学者向けだが、それなりに前提の知識は必要。 統合中立仮説のあたりなんかは若干状況違う部分もあるがかなりわかりやすい。 と言っても研究は日進月歩。なるべく新しい教科書読むほうがいいとは思う。